オフィス家具メーカーにはニーズに合わせた複数のブランドが存在する


一般ユーザーにはあまり知る機会はありませんが、オフィス家具メーカーでは、それぞれコンセプトやデザインインイメージの異なる複数のブランドを展開しています。オフィスのあり方も年々変わり、求められるものも変わりつつあります。昔の様な画一的なイメージのオフィスではなく、個々の企業のイメージに合わせたデザインやレイアウトが求められるようになりました。

また、IT化が進んだことによって、オフィス内のICT活用までも求められるようにもなっているのです。それに合わせるように、各オフィス家具メーカーでも、ニーズにこたえられるようさまざまなブランドを展開していっているのです。同じ家具でも、製品イメージの異なるデザインで制作するなど、求められるオフィス環境づくりに少しでも多く応えられるようにと努力をしているのです。大手オフィス家具メーカーのコクヨなどでは、これまでも複数のコンセプトでさまざまな家具を提供してきています。

しかし、2013年には新たに小規模オフィス向けの、スタイリッシュなデザインラインのブランドを立ち上げました。これも、前述したニーズに合わせたオフィスづくりをサポートする一環になります。イトーキなどでは、数多くのコンセプトラインがあります。クリエイティブワーク家具と分類されている、多彩なデザインの家具などをはじめ、それまでのスチール製品のイメージを覆すような、主に木材を使用して作られたナチュラルデザインの製品ラインなども展開しています。

同じくスチール家具で有名なオカムラでは、新たに「+Standing」というシリーズを立ち上げ、電動昇降デスクの販売を進め始めています。文字通り、一定の高さの間で簡単にデスクの高さを調節できるもので、立ったままPC作業なども可能なものとなっています。多様化するオフィス環境にも柔軟に対応できるような製品を提供していっているのです。このように、一貫した企業イメージというものも当然ありますが、それぞれ必要とされるニーズに合わせた製品を提供できるよう、各社が努力を続けて、多くのシリーズを展開していっているのです。